交錯する光に双眸(め)を 焼かれてた 贅沢な悩みから解き放たれた街は ぼんやりと昇ってく日がまた沈み 空白は闇となり心を塗り潰した もう少し利口なら 嘘もつけたら こんなにも十字架は 嵩張らなかったのかな 漫然と眺めてるカメラロールは もうなぞることのない言葉を 湛えていた 祈りだけが僕たちを導くと 願っていた 長い長い歳月だったよ 「もうムリかも」 謂れのない罪抱えて うずくまり叫んで まだ 痛いほど想ってるよ いまだかつてない未曾有のピンチに 名前もなくしてしまいそう "会えないべくして会えない" なんて誰の仕業だよ? 君だけでいい 愛させろよ 祈りだけが僕たちを救うのだと 信じてた 淡い淡い幻だったな もうダメだよ 他愛もないやりとりとか 偶に見せる笑顔とか やばいくらい会いに行くよ 過去も未来も約束できない 明日死んでしまうかもしれない 声が、夢が、君が 溢れてしまいそうだ 嗚呼 犠牲(いたみ)のない ラブソングなど 世迷言 傷付けあえたら 怖いくらい奪いに行くよ 祈るような夢をみてた さあ、瞼を開けるよ