届きそうな程近くに見えた でも ずっと同じ距離のまま 君の残像はまだ見えている でも やけにゆらめいて 気付けば逆さになって また元に戻って 蜃気楼のようだね 届かなくて 後ろを向いて とても眩しくて あの時の空の色 君と同じ色 ぼんやりと見える僕らの城は 高く遠く上へと続くよ あの時言ったことまだ覚えてる? ごめん 忘れられないよ 10メートル位に思えたんだ また手を伸ばす 蜃気楼のようだね 分かってたよ 前を向いてよ 僕を連れていって 今の君の色は 僕と同じ白 同じだと思っていた だけど変わっていたんだ わざと見ないようにしてた いつもそこにあったんだ ありがとう 言えなかった 宝物を見つけたんだ 二度と戻らない 蜃気楼のようだね 僕の夢も あの日の歌も もう聞こえなくて 蜃気楼のようだった 気付いたよ もう君と出会っていたんだね