恋の始め方は あなたが教えてくれた すべてが 愛しく思えたわ 激しく重なり 溶け合うふたりのからだは 秋の葉のように紅く色を纏った 永遠って言葉は お願い 言わないで “今”が薄れてしまうから 甘いくちづけ 首筋の香り 感じていたい 真夜中はいたずらに 明日を手招きしては 紡いだ愛すらも 過去へと追いやるの 輝く”今”を 無下に捨てたりしないで 私が抜け殻になるまえに 恋の終わり方は 残酷なものばかりで すべて 疎ましく思えても あなたは私を 一度でも選んでくれた 愛した記憶を穢さぬように 永遠って言葉を あの時受け入れて “今”を積み重ねられたら あなたの顔は 涙じゃなく笑顔で満ちたの? さよならがあなたには 必ず悲しいものならば せめて私とは笑って終わらせて いつかあなたが この日を振り返る時 微笑みのふたりが居ますように だからこのさよならはそれなりに