僕ら大人になるにつれて きっと上手くやれているよな ぶつかり合うこともしなくなって 諦めることで今を保っていた 見返りとは程遠い場所で 今を必死に生きていた あの頃の僕らに向ける顔なんて とっくのとうに 無くなってしまったな これでいいのかを ひたすら繰り返す毎日が 辛くて辛くて辛くて辛かったんだ なぁ、ずっと怖がっていたんだろ 夢が夢のまま終わってしまうことを 「もう大人だから」を言い訳にして 目を背けて馬鹿らしいな 現実だけを見ても世界はいい方には 転ばないものさ 明日にでもなればきっとね この雨もどこかへ消えている 大人にでもなればきっとね 何事もなかったように笑えてる なんて思っていたけれど 眠れない夜は減らなくて 痛くて痛くて痛かった こんな僕らにも幼き頃はあった こんな僕らにも確かな 夢があったんだ 消えないように失くさぬように もがいてもがいてもがいて 繋がったんだ ずっと怖がっていたんだろ 夢が夢のまま終わってしまうことを 「もう大人だから」を言い訳にして 目を背けて馬鹿らしいな 現実だけを見ても世界は 嗚呼 なぁ、きっと分かっていたんでしょ 本当は夢を捨て 切れてなんかいないってことを 「もう大人だから」 なんてさ腐っても言ってくれるなよ 僕らまだ間に合うよな? きっと、まだ間に合うよな