「最近どう? 日々の生活のこと全般的にさ。 バイトバンドバイトバイトバイト、 私はこんな感じ。 吐き出せぬまま、 忘れられぬまま時間だけ過ぎて行く ね。 あぁ、歌いたい。 描きたい歌詞も見つけられないが。 」 どうしようもない悩み事ばかり。 私はもう歩けないみたい。 涙が出ないから、 代わりになるもの探してる。 「どうだい?あなたは。」 「私はこの歌が好きだよ。」 アルバイトもバンドのことも誰かの ことももうキツイね。 過去は過去って割り切れるなら私歌 ってなんかないよ。 花火歌った蒼き日々の、 海のことを好きな女の子を忘れられ ないからここに立っている。 「どうだい? あなたはこの歌が好きですか? どうかしてたよ。 アルコールで消毒できると思ってた んだ。」 夜明け前の静けさと、 午前四時の退屈が飽和して空間を埋 めた。 「私はさ、どこへ行けばいい?」 帰りたくないなぁ、一人は嫌だ。 でも歌を歌っていなきゃ、 一人だけじゃ生きれなかった。 「どうだい?あなたが、 あなたが好きだった歌のままで。 後悔しているよ。 あなたの手をずっと握って居たかっ た。生活についての歌を送るよ。」