少しだけ立ち止まってみる 街並みが眩しいから 行き交う人 足早に どこに向かって歩いてるんだろう 僕はただ眺める 目隠しで 手探りで 確かめたんだ 表も裏側も 区別なんてつかないよ 聴こえてる 感じてる わかったふりをして 騙し騙し 生きてる 何気なく 選び続け すり減らしてきた 消えない灯を絶やさぬように 空回って 溢れていって もどかしくなった また 流れ 今一歩踏み出してみる 足かせをつけられたみたいだ 部屋を飛び出し 色んなところを巡ってみたいけれど 心は揺れる 遠回り 通り過ぎ 掴み損ねた 僕の行き先は いつも煙のように消える いつの日か 辿り着いて 一休みできるまで 嘆いて 嘆いて 波に揉まれ 繰り返し 回り続け また覚えるだろう 折り重なって 合言葉のように 意味のない事じゃないって 言い聞かせていたい 皆 そう 空見上げ 風が吹いて どこか遠くへ 空見上げ 風が吹いて 連れ去ってくれ 何気なく 選び続け すり減らしてきた 消えない灯を絶やさぬように 空回って 溢れていって もどかしくなった また 流れ 空見上げ 風が吹いて どこか遠くへ 空見上げ 風が吹いて 連れ去ってくれ 空見上げ 風が吹いて 誰も知らない 空見上げ 風が吹いて 連れ去ってくれ