願いはきっと叶えたい空想 青い天井 手を伸ばしている 足りないものを数えていたって 指の数じゃ分からなくなるでしょ? 溺れてしまうくらいの 暑さに目を凝らす 眩しくても目を細めないでいて そらに叫いて飽和した 言葉がまた零れていく いつか描いた この日を、この過ちを、 憂鬱を、繰り返さぬように 夏霞、馳せる想い彼方 頬を焦がしたこの痛みが 邪魔をする 醒めない夢、 交わした言葉に目を逸らす 流れ星が見えない訳を教えてよ 間違いでいい 偽物でいいから 隣に居させてよ いつか描いたこの日を ただ声に出して、叫んで、 枯れるまで泣いて 夕が暮れ雲の端に想う 頬を濡らしたこの痛みに夢をみる 変わらないものしか見ていないから 星が零れても気づけないんだ 分かっている、分かっている 君は交わした言葉を 覚えているだろうか 夜に光を引いた いつか描いた この日を、この過ちを、 憂鬱を、繰り返さぬように 夏霞、馳せる想い彼方 頬を伝った傷はもう乾いている 願いはきっと叶えたい空想 青い天井 手を伸ばす この想いが夏に咲く