こんなにも 身近に感じるのは幻じゃない 目を閉じて 手を合わせるだけで通じ合える ああ 悠久の思いは懐かしくて たたずむ 風日祈宮で 静寂に 耳を澄ませば聞こえてくるだろう 柏手に 息を合わせる虫たちの歌が ああ 開闢の不思議に至る路が 始まる 風日祈宮で ※風よ 今吹き付けて 昨日までの罪を飛ばして 今も あの空を見て 歩く僕をどうか助けて 理を 糺す森の 密やかな吐息を 感じれば かたじけなさに 涙が溢れる ああ 常磐に変わらず 見守っている いつでも 風日祈宮で 風は 思いのままに吹けども その路は見えない 今も この空の下 執りなす者を探し巡ってる ※繰り返し