車は売ってきたはした金 女はツラくも手放したで 何の事やいつの貸した金 仕事がある事も明日まで 決めた家は汚い貸し家で 貯めた銭は全部はたいたで 全てを手放して打った賭け 何も言わず咲く花開いて 散りゆくなら決めてしまえばいい このもらった命ひとつでいい これ俺である為の人生 弱い自分は何度も死んで 闘う相手自分自身で 殴られた痛みは滲んで 繰り返し呟いた自分で そんなもん俺しか出来んで 何にもない田舎のまち そこにあるものはみな手放し 春の風に光が射し 夢を選んだ俺は旅立ち 小さい頃出会ったもの 教えてくれた夢を持つ事 失うほど感じるもの 背負った重さを忘れやしない事 派手にぶっ放したったやろ 桜は咲いても変わらんやろ 運命は変えれん男気やろ 俺でいたいから貫くやろ 派手にドスきかしたったやろ いつかの借り返したったやろ やりたいからに決まってるやろ 本気でカッコつけたったやろ 目指してる場所違いすぎてた 付いてけんとみんな離れた わかったと止めはしなかった ただハンパにやりたくなかった どうして俺を笑える なあどうして涙流れる この世間は何を教える 俺はこの夢を追いかける 桜はまだ寒さの中 涙の分の満開の花 男の腹くくった朝 気持ちはずっとあの時のまま 俺の夢は俺が決めた 今までの全てこれに賭けた どいてくれや命賭けた ヤツしか通れんこんな花道は 桜咲く春の雪が舞う 少しだけ感じる寒さの中 あの頃どっかに置き忘れた それが今もまだ温かくて 今まであった幸せもまた 刹那に散りゆく運命になら やられっぱなしで帰れんから ここで咲かせたるでっかい花 諦めるな自分の夢 何もなかった10年前 あれから今日も輝く夢 ひとつひとつをカタチにして やりたい事を始めただけ それが今も変わらないだけ この歌を書いた時の俺 この歌を歌う今の俺