どこへだって行けそうな 朝起きた瞬間から 小さな灯りをひとつひとつ 結ぶような日曜 慣れるまであと少しさ 前髪があるのもいいね 元気そうでなによりさ 涙がでそうだよ 晴れた日を編むように 通りを駆けていく 昼の光が優しい 買いたてのマフラーに 昨日が残っている まちのにおいがいとおしい 遠くからつれてきたお土産とひみつ 半分なら 持てそうな気がしてしまう日曜 照れることも忘れたり 間違って笑ったり 「最近さ、いつ泣いたの?」 それもひみつだよ 会えた日を編むように 通りは暮れていく 冬の光が優しい 読みかけの小説にふたりが写ってる まちのにおいがさみしい ペダルを漕ぐ 毎日はまわっていく 君が笑う 毎日がまわっていく