そこにいるのは幻の形 夜明けのベットで気づいた 君への想いが強ければ強いほど 胸を熱く焦がして行く サイレンの音や虫たちの声が 僕の耳に響く 君が急に心配になって 勝手に無事を祈ってる 分かっていても 終を持ってしまう 弱さを君のせいにして 変わってくこの心を 僕はどこに吐き出せばいいの 諦めきれないよ こんな結末なんて 書いた手紙を読んでくれていた ならばせめて一言だけでも答えを 聞かせて僕を救いに来て 響き渡るサイレンのように 1人で生きて行くことが 辛い訳ではないんだ 僕が君を欲しがった訳は 所詮、思春期の過ち 分かっているよただの我儘だと 真実の恋ではなかったと 今もどこかで暮らしてる君の 幸せを心から祈っているよ 諦めきれるはずさ今の僕ならば 思い出と共に歩いて行く 君が僕にくれたこの記憶を 閉まったまま走っていく サイレンを鳴らしながら そして何年か経ったある日 出会いたい 今の僕は幸せだよと 少しだけ大人になった僕を 自慢しながらありがとうと 伝えたい見返りなど 期待しないサイレンのように 僕は人を愛せるようになりたい