ふたりの恋の跡のこるこの場所で あなたに逢いたくてまた涙がでた 流浪の哀しみ知った日は 愛されていた記憶だけ いつまでも信じた 悲しいことばのすきまにある 優しさに気がつかなければ 君を想う夜をひとつ 雪の空にかくせたの? ただひとつかなうなら わたしをもう一度だきしめて <♪> わるいところはぜんぶ 直せるようにと あなたの好きになった あの娘になりたい 名もない花との約束は すれちがってゆく予感には 気づかないふりした 悲しいことばのすきまにある 優しさに気がつかなければ 街の中に残る影も ひとつひとつ忘れるのに ただひとつかなうなら わたしをもう一度だきしめて <♪> 最後の笑顔は最後の雪は 涙あふれて見えなかった きみがくれた指輪だけが 春をさがして消えるけど ただひとつかなうなら わたしともう一度恋をして だれにも言えない恋のうた