野に咲く花を愛でているときの きみは眩しくて たわいもないけど この刹那がずっと永遠に思えた この世の存在で 何より一番 信じたい気がした きみの中に輝くもの それはきみだけに授けられた奇跡 その行く先は なんてきれいな 梢の春 桜咲く舗道 小さくて大きな一歩さ 夜空を彩る星座を語る きみは誇らしげで 好き嫌いさえ 顔に出るなんて いまどきじゃないね 不器用ってことは 誰より一番 ひたむきな証拠さ きみの中に輝くもの それはきみだけに与えられた力 築いていくのは なんて気持ちいい 宵闇の夏 暑さ 和らげる 夕立の一滴みたい 理解されるのが大事じゃないんだ 意味は必ず備わっているはず 素をたどれば銀河も一個の光 きみの中に輝くもの それはきみだけが育てられる生命 かけがえのない なんて素晴しい 日々過ごし きみはここにいる その気貴いことを 尊さを 知っている