ベッド倒れこんで 鍵を握ったまま眠る 毎晩こんな風に 何も出来ないなんて むなしいね 教えておくれよ エンゼルフィッシュ 気持ちよさそうだね ときどき自分が誰なのか わからない 台風の夜に 抱きしめた あの強さが 欲しいよ 本当の僕が目覚める前に とりあえずおやすみ 急に電話が鳴る 怒った声が聞こえる まだ寝ぼけたまま 君の声がふたたび遠くなる 出会ったばかりの2人には 思い出があふれて 仕事を持って大人になる 当り前 毎週のように ケンカして 泣きそうな瞳で こう言うよ 「寂しくしないで」 充分承知なんだ とりあえずおやすみ 休みが取れたらきっと 海へ出かけようなんて 得意の調子でまた約束 渋谷の街には今日もまた たくさんの人達 何を求め 捜しては 急いでる? 台風のように 吹きとばし 君だけ 連れ去って 南の島で過ごす夢見て 台風の夜に抱きしめた あの強さが欲しいよ 本当の僕が目覚める前に とりあえずおやすみ 神様におやすみ