「消えてしまいたい」 ふと呟き なだめられて お決まりの 同情が心を穿つ 蘇る記憶はいつだって レンガ色に染まる涙 この傷も 明日へと 溶けていく 鏡の向こう側に見た僕は誰なのか 乾いた笑顔全ては生き抜く術だった 愛したくて 届かない 「どうして? ねぇ、どうして?」 繰り返すは 波の如し 噛みつき弾かれ 心狂わす 古傷も痣も過去さえも 翼に変える時が来た 血も愛も 朽ちるまで 染まらせて 鏡の向こうの僕は きっとヤワじゃないと 教えてくれたのは 他の誰でもない僕だ 愛したいよ 宿命を 鏡の向こう側に見た僕は誰なのか 教えてくれたのは 他の誰でもない僕だ 愛したいよ 宿命を