フォーカスは僕を追いかけないけど 台本通りに物語はきっと 進んでいるんだね 役名もない僕は エンドロールにも載らない 当然、君の名前は一番最初に流れて 次に流れる名前に急いで 目を瞑ったんだ 新しい風が吹いて 僕の背中を追い越す ドラマチックな展開は すぐそばにあるっていうのに いつまで経っても 誰かのまんまなんだ スピンオフドラマが あればいいのにな 相変わらず冴えない顔してる 台本通りに物語が進んでなくても 君の隣に僕がいることはないのかな いつかあのセリフが言えたらいいな そんなこと 思うだけで動けない だからもう僕は変わりたいんだ これは一度きりのテイク いつまで他人事にしてるんだろう 気付いた時にはもう始まってる いつも隠れていたのは僕だったんだ 誰かのまんまなんて 言ってらんないよ 新しい風が吹いて 僕の背中を押してる ドラマチックな展開が すぐそばにあるから 今だ!って 早くなる鼓動が邪魔するけど ほら 一歩踏み出せば それが僕の物語