もう暗くなった浜辺の波打ち際で 帰ろうとしない背中を見つめてた もうみなくなったあいつを 思い出は撫で 感傷の波を浮かんでいるだけさ そのとき海の向こうでは こちらの港町と同じように なにやら騒がしい夜を迎えてた もう暗くなった浜辺の あなたのそばで 帰らなくていい理由を探してる もう居なくなったつもりで 生まれたらなぜ 三と五のあいだなの?って 聞いてみた そのときぼくの真上では そしらぬカモメたちが揺れてた 言葉で伝えれる域を超えてた カモメは夜に鳴く 摩天楼のないこの町で 東チュランバどことなく 所在なげなこの町さ 帰れるうちに帰れるとこへ 帰ろう はいどうぞ