さあ 眸を閉じて忘れましょう 瓦礫に埋れた夢の残火 誰かの仕合わせを独り祈っている 彼方の空に翔び立つ 名前のない鳥達 已まない因果を 何時まで繰り返すの― 貴方の其の手で終わらせて 僅かに泣いて呉れるのなら 愛しい呪いを掛けてあげる 「―貴方は生きていて、」 さあ 眸を閉じて眠りましょう 闇夜に溺れた月の閃き 誰かを慰める日々を願っている 二人の罪を数えて 指でなぞる疵口 穢れた身体に何時まで縋り付くの― 最期に悪い夢を魅せて 毀れた愛に暮れたのなら 私の我儘を許してね 「―どうか微笑っていて、」 In this bloody nightmare, I'll sing this last song for you 希望の詩など もう忘れたから 貴方の其の手で終わらせて 僅かに泣いて呉れるのなら 愛しい呪いを掛けてあげる 「―貴方は生きて、」 最期に悪い夢を魅せて 毀れた愛に暮れたのなら 私の我儘を許してね 「―どうか微笑っていて、」