黄昏れて 駅前のロータリーで詩を書く 気持ちとは裏腹 幸せな言葉選ぶ めまぐるしく過ぎる毎日よ ただ酔わせて 今 心行くまで この国にできた 大きな腫瘍に取り込まれ 右を見て左見て同じなら一休み 今より言葉の無い時代に遡り この状態をなんと呼ぶのか知りたい このまま遠くまで行かせてくれないと 手を挙げた人の孤独まで 背負い込んではトワイライダー 旅客列車のデッキで溜息 移り変わる景色 知らない街のコンビニ 見たことの無い工場 文句を言う人から流れ流れ続けて 居心地の良い場所を探し続けて このまま遠くまで行かせてくれないと 手を挙げた人の優しさも 手放してはトワイライダー 馴れ合いすぎたのか ついつい悪く言う この国にしてもそうかもね 当たり前のものとしてしまうよ このまま遠くまで行かせてくれないと この世の片隅で寝かせてくれないと 手を挙げた人の温もりも 見逃してはトワイライダー