昔の夢をみたんだ 色付いた街の中君が笑ってた 目が覚めた瞬間 僕の目から零れ落ちた 涙の理由を探してる 形骸化してるお祈り言葉も もはや清々しいな、白々しいな 喜べない運命も 薄明の淵で浅く眠る今日も 終わりにしたいの アップデート不可能 盲信者の大人たちよ 期待しないでよ 僕はまだ掴めてないんだ 誰を何を信じるべきか 生き急げ! 終末だって運命だって 呪っていないで 震える手で 引き金引くんだ 煤けたままの電撃銃 砂を蹴って世界に立って 探し求めた果ての分水嶺に 見えるもの全部信じたい 靄がかかった記憶の中にある 君の温もりに縋ること 重い瞼を薄く開けて じきに終わる世界に寄生すること 誰にだって出来るなら 勝ち負けとか 幸せ不幸せ なんて短絡的な答えより ここにいたってことの証明を 生き急げ! 結末だって宿命だって 決まっちゃいないぜ 震える手で 引き金引くんだ 煤けたままの電撃銃 切り拓いた未知の先で 絶望が息を潜めていても 受け止めて全部壊したい 本当の意味で自由になる喜び 爪先立ちでも届かなかった 灰色の記憶が 駆け巡って熱くなった脳裏で また思い出してるのは 夢で見た君の笑顔だった その意味すらわからないまま 駆け出して 生き急げ! 終末だって運命だって 呪っていないで 震える手で 引き金引くんだ 煤けたままの電撃銃 砂を蹴って世界に立って 探し求めた果ての分水嶺に 見えるもの全部信じたい