心理的な残像の 名残でしかない脈絡は 繋がらない動きを止めた 絵のような出来事 そそけ立つ世界がまた 先の暗闇へ移行 眠っても尚 振り払えない出来事 光や振動の周波数からなる面影は 変換されず記憶に満ちた あの後悔を思いながらの足踏み 綺麗な時間に 留まりたいと願って愚かしく 淡い協和音が包む 異質が混ざり合う空気 まだ誰も泉下の 朝焼けを見た事もないなら 私を打つ雨音をどうぞ聴かせて ケルビンヘルムホルツ 不安定性の雲が作る 波打ち際から要領得ずの もどかしさが溢れ出す 暗い空、雨音だけ 暗い空、雨音だけ 暗い空、雨音だけ 口にしない言葉だけ