こんな夜更けに 君からの電話のベル 君の街では 青い月が見えるという 小さな星でも 二人指さし見てたのに 離れた距離が そんな事も難しくて 空を見上げることさえ 思い付かない毎日の 変わり行く自分自身に 気づくはずもなく 四角い夜空の せめても月に願いを こめてこの思いだけでも 届けたい 友達の出来事を 明るく話す君に 愚痴になるのは いつも僕からの方で 昔なら寂しいと 言い出した君のことを なぐさめきれず 電話を切っていたのに 「そう、つらいのはお互いだから」 なんて強がりを言う君に 僕は何を言っていいのか わからずに黙ってる 一人の夜空に あなたの月を浮かべて 心より永遠を誓うよ 星もない夜空の 二人の月に願いを こめて今すぐに君を照らしたい