風下でジャノメ傘 このまま濡れて歩きたいの ふられたら破れ傘 ホラ独り言口ずさんで 晴れた空がまた欲しい 君がいない空 欲しい 呼び止めたあの娘には 振り向く素振りが見えないし 待ちぶせた家の前 あの娘の部屋だけ停電中 晴れた空がまた欲しい 君がいない空 欲しい 赤い口紅 花びら あぁ 感電すればきっと 赤い口紅 花びら だんだん色あせてくのに ふられたらジャノメ傘 <♪> 暗い空 光る雨 破れた傘で吹き飛ばして 帰り道 ほてる顔 そのまま水に流したんだ 晴れた空がまた欲しい 君がいない空 欲しい 「涙が雨に変わるなら 降り止む気配は見えません 通り雨程度の恋心? 閉じたまんまのジャノメ傘」 淡い口紅 花びら あぁ 感電すればきっと 淡い口紅 花びら 連弾の雨あがったんだ 赤い口紅 花びら ねぇ 一瞬だけ笑って 赤い口紅 花びら もう安心してサヨナラ 青い花 白い花 心変わりに重ねたって 濡れてまた光り出す 紫陽花が揺れて笑うんだ 風下でジャノメ傘 このまま濡れて歩きたいの ふられたら破れ傘 ホラ 独り言□ずさんで