「君は嘘が下手だから すぐに分かるよ」 そんなこと言って 僕から別れを告げた 今思えばその嘘は 僕のためだったんだ 偽りの優しさ 最後までありがとうね 「あなたにはもっといい人が」って 聞き飽きたからもういいよ でもその優しさが好きだったな 海岸線を歩く2人の影が 少しづつ離れる 聞こえてくるのは風と波の音 君は何も言わなかった 僕も嘘が下手で 会いたい気持ち隠しては バレないように心にしまって 蓋をする 海岸線を歩く2人の影が 少しづつ離れる 涙のあとで何故か笑いあって 急に息が苦しくなった さよならなんて言わないで欲しくて 本当はずっと隣にいたかった たけどもう諦めてあなたの 「幸せ」を願ってる 海岸線を歩く2人の影が 少しづつ離れる 君といられて僕は幸せだったよ そんな日々も今日で終わりを告げる