読めない漢字の連続で 何度も電車を乗り間違える 桜が道に散っている 何一つ春のかがやきが無い 川と、 山と、 海と浜 趣味で続けたマンドリン 聴かせてみたいと思ってたけど あなたの耳にたんぽぽの 綿毛が詰まって知らんぷり 僕はピアノをたくさん弾くよ 私は歌をおおきく歌う からだの色がピアノに似てる だから仲良くできるはずだよ 私が歌っていても 僕はピアノに夢中 どっちが大事かなんて 決して選べるものか ひとの住まないとこにふたりで 住んでみたのはいいけれど 僕がピアノを弾いてるあいだ 私はどこか出かけてる 見上げてみると君が見える 私は僕のうしろで歌う 恋のはなしをしいてるあなたは かわいいけれど死んだような目 だから、だから、 だからピアノを弾いていて 聴いて、聴いて、ほらマンドリン だから、だから、 だからピアノを弾いていて 聴いて、聴いて、ほらマンドリン