茫然とここに立ち尽くすのは まあ深い訳がありまして 感情内部に散らばった言葉の 行列を眺めてるのでありました 生命になんら意味などないのは まあそりゃね 知っていまして じゃあどうして 生きているのかなんて 詩にこうしてしたためるのでありま す もうどうだっていいじゃんかね オリジナルなんか一つもねえ 踊っちゃおうぜ日本晴れ ほら隠れりゃ見つからぬ さあどうしようもない程の感情を キャッチボールして オーエーオー これ軽々持ってけるかと 思いましたが あれれ なんだか重いな だけどなんか足りないや 本当を言えば人生なんて 一番終わりでもういいくらいで 走馬灯用の凪いだ文章を 書き集めるだけで精一杯だ ああまとまってないままの感情も ただ素通りして エソエソエ また感情の沼 まんまとお勉強だ 救ってくれテレキャスター これを出しちゃおしまいか 頭ん中 わかっちゃいるんですわ 瞑想また瞑想 ご慈悲下さいな まあどうだっていいじゃんかね オリジナルなんか一つもねえ 深読みして合点だ ねえ 何か足りないから 歌ってんだぜ もうどうだっていいじゃんかね いわゆるおわりの続きかね 「手とか叩いて、やってんだねえ」 そんなお前にわかるかよ 「さあどうしようもない程の感情を キャッチボールして オーエーオー これ軽々持ってけるかと 思いましたが あれれ なんだか重いな」 ああ 「どうしようもない程の感情を」 「感情の沼 まんまとお勉強だ」 繰り返しじゃざまあないな ああ曲が終わりそうだ さあ幕引けテレキャスター