「これで最後にしよう」 そう言って何回目だっけ 消えない傷のせいで 失うのが怖いんだろう 「必要とされてない事だけが 安らぎだった」って 無視されてく毎日を君は受け入れて 本当のコトなんて 言わないでいいけど 無理して笑わないままでいいけど 傷痕が君を作ってるなら その傷ごと君を愛するから どうかその過去を憎まないで 君と僕は分かり合えないけど 僕は君じゃないから痛いんだよ だから今は傍にいて どうか僕の傍に… 何度も確かめ合うけど 何度も不安になるんだよまた今日も 消えそうな程に儚い君の 消せやしない過去も 足りない言葉も 思い出が君を巣食ってるなら 思い出ごと君を愛するから どうかその過去を見捨てないで きっと君を救えはしないけど 僕が君じゃないから痛いんだよ だから今は傍にいて 傷痕は君を救わないけど 君が君である証なんだろう どうかその過去を憎まないで きっといつか誰もいない遠くの方で 知らないうちに死んでいくんだろう だから今は傍にいて 傍にいられる時だけ ずっと僕の傍に…