木枯らし (feat. 坂口 有望)

歌詞

いつも通りの帰り道 なんとなく遠回りして 隣駅の喫茶店に 入っていく君に似た 後ろ姿　止まる時間 取り出した奥のセーターから 漂う君の残り香が いたずらに甘い 長い間忘れて いられてたのに ほつれた袖口を まくっては飛び出した いてもいられなくなって 少し早めの電車に乗った 記憶の中で彷徨ってる 君を捕まえたら まるで別の世界が存在するみたいに 笑顔で手繋いでいた 錆びれてしまった約束は もう２度と叶わないんだよと 木枯らしが吹いて そこには綺麗な星空 いつかまた逢えたらなんて かじかんだ手が痛いのを なんとなく誤魔化した ポケットには無い ふたり分の温もりも 帰る場所も 押しボタン式信号 気づかずただ待っていた なんの感情もなくて 白線の上歩き出した 記憶の中で彷徨ってる 君を捕まえたら まるで別の世界が存在するみたいに 笑顔で手繋いでいた 解けてしまった赤い糸 もう２度と結ばれないってこと ぽつりぽつりと 頬には綺麗な星空 いつかまた きっと思い出すのは最後だと 心に言い聞かせた さよならを本当に またねを嘘に しなくちゃって思ったんだ 記憶の中で彷徨ってる 君を捕まえたら まるで別の世界が存在するみたいに 笑顔で手繋いでいた 錆びれてしまった約束は もう２度と叶わないんだよと 木枯らしが吹いて そこには綺麗な星空 いつかはもうないからなんて