今更あなたを思い出して ことさら声が聞きたくて なんか言ってよ ありきたりな夢でもいいよ 最後に交わしたままの「またね」 昨日のことみたいだよ だって 当たり前に 空気みたいに いるもんだったから なんで今更さ きっとみんな夢の中 窓を開けたのなら ふわりふわり 飛んでっていなくなってしまう ひとりぼっちって気楽かい? 先に置いていかないでよ うまく言えない後悔が 逆毛みたいに揺れた バスの窓辺で目をやる風景 あなたには叶わなくて滑稽 乗り過ごして 降り損なって 少し歩くか あなたの知らない街を生きて 人の冷たさに驚きまして 開き始めた梅の花にも 見向きもしません ああ こうして変わっていく 街も人も時代も知らぬ間に 最近なんかずっと忙しかったから 疲れちゃったかな 社会人のマナー そんなんじゃダメ、 みんな必死なんだよ うるさいなお前、 お前は何をしたんだよ なんで今更さ あなたの声が きっとみんな夢の中 窓を開けたのなら ふわりふわり 飛んでっていなくなってしまう ひとりぼっちって気楽かい 先に置いていかないでよ うまく言えない後悔が 逆毛みたいだな 間違いだって構わない 全てのお返しには金も名誉も 何もいらない 優しさだけでいい ひとりぼっちって気楽かい きっとま思い出すよ あなたがいたあの日全て 逆毛みたいに揺れてる