まだ微かに残っている この冷めないほとぼりと ただ壁のように立っていた あの秘密の冷たさが まだ何も聞けずにいる その決まって羽織った一枚が また本当を隠すから ほら少しだけ嘘になる 素直だ、と笑うくせに 下手くそな合図で愛し合って何度も すれ違いな僕らはその度生まれる 剥き出しになっても心はわからずに 夢みがちな僕は見逃してしまうよ いつも まだ君を襲っているのか あの酸化したチクチクと ただ切り捨てた違和感が その怪物に変わっていた 裸のままで生きて 裸のままで生きて 裸のままで生きて 裸のままで生きて 擦れ合う時の微熱で 全部全部焼き尽くして 裸のままで生きて 裸のまま 傷跡を見せて、君が背負ったものを わかるよってなじって、 黒くなって睨んでる 確かめて僕らはひとつも溢さずに ありきたりな温度で特別になってよ 下手くそな合図で愛し合って何度も すれ違いな僕らはもう一度生まれる 剥き出しになったら言葉は 交わさずに 夢みがちな僕らは一つになるんだ きっと