桜がほら終わる 手を繋ぎ夢を見よう 白い壁の向こうでは 新たな季節 芽吹く 君もほら思うだろう 限りある情熱を 僕らは長い旅の果てに 燃やし尽くし灰に変えてしまえたか くたびれたシーツと砂糖水 探し物は見つけたかな? きっと多くは諦めたけど ひとつはここに ねぇ もしふたりの 時計がこのまま止まり 水晶のように 静寂の波間に輝くなら ああ素敵ね グッバイ グッバイ グッバイ グッバイ やがて遠ざく春 変わらないクリスタル 鼻先に消毒液 香る あり余る思い出で この部屋に色を塗ろう 目が眩むような青 夜の獣はいつか君の 歌も声も奪い去ってしまうでしょう かじかむ長い夢の中 心にしまいこんだ言葉 ずっと抱きしめて目を閉じるから ひとつをここに ねぇ もしふたりの 時計がこのまま止まり 水晶のように 静寂の波間に輝くなら ああ素敵ね グッバイ グッバイーー 映画の終わりはいつでも寂しくて 胸にじんわりと空いた穴を 君が指でなぞったから愛が やがて溢れて 溢れて もしふたりの時計がこのまま止まり 水晶のように 静寂の波間に輝くなら ああ素敵ね グッバイ グッバイ グッバイ グッバイ