春夏秋冬 季節は巡り巡って そよ風が今僕の頬を撫でる 忘れなたくない 記憶の欠片さえも 大事に大事にしまっても この日々に溶けてく 見慣れたドアを開けると 当たり前のように居た君が居なくて 一人思い出の欠片を 拾い集めても 動き出さない写真が 僕の心を壊す 無垢に信じてた永遠が無いことも 人の心が移り変わるのも もうわかった わかったよ 痛いくらいに だから今この歌を聞いて 人は哀しいかな いつか終わりがあって だからこそ今が輝くの 変えられない運命も たくさんたくさんあるけど 気持ちを辿り素直に伝えること 何かを得るために 握りしめてた手を離す勇気も 「愛してる」や「ありがとう」 いつか伝えられなくなる日が 必ず来るから 春になって桜が舞い 雨が降って紫陽花が咲く 夏は海に出かけて 高く高く跳んで 冬はそっとあたためてくれますか? 声が枯れて歌えなくなって 君の気持ちがいつか離れても せめて声を 今の声を 傍にいさせて いつか全てが消えてしまっても 春になって桜が舞い 雨が降って紫陽花が咲く 夏は海に出かけて 高く高く跳んで 冬はそっとあたためて くれますか?