ゆうべの雨は 朝露に変わり バラの花びらを ふるわす 窓に残る ひとしずくが今 思い出をつれて すべり落ちた 逃れても 逃れても 呼び戻されるの 幸せを疑わなかった 季節に あんなにも ひたむきで無邪気なあたなが かわいた目で サヨナラを投げた 九月が来たら この丘を下りて 枯葉舞う都市へ 帰ろう 夢中で弾いた 夏のコンチェルトに 終止符を書いて ピアノの閉めて 二度ともう 二度ともう ここへ 来ないでしょう 子供の頃から通った 避暑地へ 兄妹で 恋人で 育ったあなたが ひと足先に 大人になってた