冷え込む月の色が 照らし出した少女は 傷だらけのアウトサイダー 零度の夜を駆けた 過ぎ行く 四季とイロハ 透明な世界では 蓋したまま 瓶のサイダー 海の底 溶けていった 休日 惰眠 二足歩行 ループとループを繰り返す 僕らはそうして生きていく 死んでいく 救難信号 深海へ登頂 少女は独り 病みの底 震える手を掴まえにいこう 全細胞と再来の幻聴 敗者にこその賛美歌を 不可思議な今を駆ける那由多に 鳴らす心 君は確かに 青く燃えている 差し込む月の色が 照らし出した少女に 恐れるものなんてないや 零度の夜は明けるさ 終日車輪の毎日が ループとループの繰り返し 僕らはそれでも生きていたいと 叫んでいたいの 難解な未来の再考 少女とひとりの戯言 ほんとの言葉で歌うから 現代病衝動妄言狂の まがいものだって愛せるよ 不可思議な心 合わせる鼓動 どうか いずれ星になっても 青く燃えていよう 雨の降る朝は訪れる 傘のない君に ずぶ濡れなら真似てあげよう 魔法は使えないけれど 声を震わせながら歌うから 僕らの傷跡が星になる 救難信号 深海へ登頂 僕なら青い君の元 掴んだ手なら離さないよ 全細胞と再来の幻聴 敗者のままで歩き出そう 震えた心は震えたままに そんなことを歌いながら 僕ら今 青く燃えている