懐かしい匂いがした Ah... トンネル 壁落書き 古びた商店街 急な坂道を見上げて 過ぎ去った過去思い返す 神様はいないから ひとりぼっちは嫌なんだね 大丈夫君はもう... それでも 鮮やかに蘇る青さ 教室の隅の窓際で 強がり君は 「辛くない」って言うんだろう? 思い出の中にしまい込んで 遠ざかる記憶胸を刺す 僕は今大人になる 静かに抜け出し鍵を掛け 浮き立つ 風足音 少し逸る鼓動 あの頃住んでた家はもう 違う誰かが今は暮らす そんな事... 分かってる そうだ 間違えてんだって僕等 忘れようとしたって無駄だ 大丈夫今はもう... それでも 呼び覚ました記憶に嘆いて 変わりゆく景色を愁いで 隣で僕は 「辛くない」って言うんだろう 思い出の中にしまい込んで 忘れはしないどんな君も 大人になる Ah- 忘れないから