六畳間星のない宇宙で いま、わたしの吐息は どんな色をしてる? 進めボヤージュ空っぽの船には よく膨らむ嘘を詰め込んで眠る たりない何かに脅かされてる ないものねだるこころのモンスター 一日が有刺鉄線のよう 張り巡らされるのは小さな疎外感 まばたきは隠蓑の手合い ギュッと張り詰めるものを 殺して笑う 見つめ合うことに怖気付いてる 知らない誰かは敵に見えてく 帷の世界を守れるなら 涙で浮腫む身体と渇いたままの心を 動かせモンスター あらゆる星間衝突を 逃れて銀河は空になる 気づいたらまたいつもの部屋 重力とため息じゃ回せないドアノブ その先に見えるのは