予想外れの雨に打たれ テレビのリモコンを失くして バイトの代わりも見つからないまま むしゃくしゃしている僕をよそに はしゃぎ回る子供達 もうこんなはずじゃなかったんだと か あの時ああしたら良かったとか うだつの上がらない言葉を吐いてる ぐしゃぐしゃになった髪を直す そろそろ出かけなくちゃ 駅前通り咲いた花 憂鬱な色を映す窓 置き忘れてた傘にも気づかぬまま 時計ばかり眺めた 檸檬のように苦く 酸っぱい毎日を 繰り返し僕ら 何処へと向かうの そっと狭い空にこぼす もう忘れたことは忘れてしまおう きっと明日には明日の風が吹くと そんなことを唱えながら またアルバムを開く 何も無いだなんて そんな事言うなよ 何か無性に悲しくなるだろう 酒も飲めなかった あの頃の僕らが あの星のように輝いた目をして 見ていた未来の上 時計を外して見てよ 檸檬のように苦く、酸っぱい毎日を 繰り返し僕ら 何処へと向かうの そんな出口探しはやめて ドラマのようなさ 話は無くても ささやかな夢を少しの希望を ありきたりな日々でいい 愛せますように