ガラスの中の夕映えに 揺れるライ麦畑が ねえ君の瞳には見えたの 肩で息してショーウィンドウ いつも並んで覗いてたね それは夢の入り口 頬づえをついて恋をしてたの そう 二人が 制服をまだ着てた頃ね 大切なことを忘れそうな日には ひとりでここに来て 時間を止めるの 街角で遊ぶいけない私を 叱ってくれたのは 君だけだったね ジャケットだけがネイビー・ブルー 今もガラスの向こう側に 遠い二人が見える 君が振り向く夕暮れは とても悲しい色をしてる 私だけが大人で… さよならで閉じた青いアルバム ねえ何を 見失ったのと声がするの 想い出すたびに胸が熱くなる けんかしてくれたね 私を守って 大切なことを忘れそうな日には ひとりでここに来て ウィンドウ覗くの いつか出逢えたらまた私のこと 叱ってくれるかな 昔のまんまで…