夏の思い出は二人 見上げた空 うろこ雲 トロピカルなかき氷 ほてった頬に 押し当て笑った ミルク色した 氷ほおばって レモンの塩気 眉根をしかめる そうだ 僕と君はいつもはしゃいで晴れた 道を 前ばかり見て歩いた 雨の気配 気づかずに 夏の思い出は二人 見上げた空 うろこ雲 トロピカルなかき氷 ほてった頬に なぜ二人は終わったの? あいつらにそう訊かれたよ 答えはまだわからずに 溶けてゆく氷 今も眺めてる 記憶のフィルム 映る笑顔は 太陽色した輝くフルーツ きっと 真っ白ワンピ君ほど似合う女の子 は 出会えない どうしてだろう 簡単に傷つけた 夏の終わりは突然 急過ぎた夕立の中 僕たちは立ち尽くした 傘も無いまま 10月も12月も 一緒にいると思ってた 雨に濡れていた君が 泣いてることに 気づけなかった