どうして 心が 震えるのでしょう どうして 涙が 溢れるのでしょう 平行世界の 「あなた」を思った 平行世界の 「わたし」を嘆いた どうして 世界は 残酷なのでしょう 一つの 世界しか 認識できない 平行世界の 夢を見ていた 「あなた」の姿は そこにはあった そこにある 幸せに気づかないで 凡庸に 生きている愚かさよ 当たり前を 当たり前だと思って 無頓着に 生きているつまらなさよ 平行世界の あなたへ 「愛してる」 どうして 花々は 綺麗なのでしょう どうして 世界は 白くなるのでしょう 命が 消えても 消えても 消えても 世界は 回ってる 回ってる 回ってる あなたのいない世界なんて 何の意味があるのでしょう 平行世界の「わたし」が 憎くて憎くてたまらない そこにある 幸せに気づかないで 凡庸に 生きている愚かさよ 当たり前を 当たり前だと思って 無頓着に生きているつまらなさよ 平行世界の あなたへ 「愛してる」