さよならと言えたなら お別れも寂しくないよ 僕らは何度も君に恋する 「もしも」その言葉で 明日が幾つも降り注いで 午前中、雨上がりは 世界が静かに呼吸をする おしまいを知っていたのは 曇った横顔 そのせいで 愛想よくごまかしていた 瞳は静かに熱を帯びていた さよならと言えたなら お別れも寂しくないよ 僕らは何度も君に恋する 「たとえば」、語る詩の 希望で夜空は輝いた 君が見せた宇宙 数多の世界を見渡せたのかな 「好きだよ」に潜んでいた 切なさと苦しさを 振り返る度に思い出すの 愛してると言いたかった 真実を分かっていても 季節は巡るよ さよならと言えたから お別れも悪くはないよ 僕らは何度も君に恋する