東京いつから僕らはここで 暮らしているんだっけ 二人で朝まで過ごした君は 途中の駅で降りて行った 「日常は平常運転さ、 悪くなければ良くもない」 自分を慰めるには 丁度良いセリフだった 思わせぶりな態度も 君の体温も 君がくれた思い出は全部 八月の終わりに 冷めきった夏、夜の終わり 乾いた風に吹かれてる 全部きっと季節的衝動 ただ、確かに君への想いが 美しく咲くアネモネが揺れる 胸の内を明かすつもりは無いけど 歌にしてしまう事くらい 許して欲しいなんて思ってるのさ 独りきりでいる事は 慣れているけれど 寂しさを知ってしまったのか 言葉にならなくて 冷めきった夏、君があの日 流した涙はなんなのか 全部きっと季節的衝動 考えても仕方がない 冷めきった夏、秋の隣 乾いた風に吹かれてる 僕はきっと季節が終わっても 君の事を想い続けるだろう