感光しないあなたは何時も わたしを佳作にして 思い出くすぐりあって わざと 不意に零したり だれかの人のあなたと 口角測り遊んで 探り合った安全は そうか悲しいものなのか 確かめ算の今夜に 速度つけたリダイヤル あやふやに 時を重ね重く遠く昇る程 落ちるだけのこれからはきっと 痛みが強くなる 絡まる街の冷気に懸命に拍を騙して 才能だって使えない あなたは利口でしようもない 一々冴えない秘密を ねえねえ作らなきゃ グライダーグライダー 傍にいよう 躊躇う重力繰り返して 触れない事を罪と知る 息をするだけの口は 跡のない見慣れたシャツが ハンガーにもたれかかって 感情が 並び揃っても軽率に愛は決めずに 近付く事がないから 離れる事もないのか 沈む体に咎める なんで がやけに愛しくて 完全なんて望まない あなたは利口でしようもない 一々賢いわたしは散々逆らって グライダーグライダー 傍にいよう 瞼は差別を繰り返して 触れない事を罪と知っても 息をするだけの口でいるのかい グライダーグライダー 傍にいたい 躊躇う重力 末路も求め 過ちの前を恋と呼ぶ 息をするだけの口は