Blind war 物憂げな街はいつも 何かに侵食されて 唐突な問いに答えられずに 蜃気楼の揺めき如く形を 変えていくからこそ、 その実態は誰も掴めないでいる コンセプチュアルで 在ることに重きを置くのであれば、 それは虚空を掴むような 幻を追いかけるようなもの。 もっと純粋で、 もっと暴力的なまでに、現実に 迫り来るは、 紛れもない今日であることを記す “傷つきたくなんかない” きっと誰もそうで 怖がるだけなら此処に居ない。 その未来に見える不確かで不安定 だとしても掴む為に叫ぶ(Cry more 図らずも世は大変革期にして 驚愕の様相 東京という街も例に漏れず該当し そもそも論で翔ぶことを 恐れる時代なのかもしれない。 そんな時に集うことを意識したか 否か、 自分自身でも 未だわからないままでいるとして も、このままでいいなんて口が 裂けても言えない。 此れは誰かじゃなく、 自分自身の物語。 此れは誰かじゃなく、 自分自身の物語で。 此れは僕と君という主人公を演じる 事柄で。 此れは僕と君という主人公を 信じる。 仮に翼もろともがぼろぼろでも 構わない、そう決めた僕の全てで 逆さまが蔓延る気持ち悪さにも 立ち向かい声を上げる、確か。 “傷つきたくなんかない” きっと誰もそうで 怖がるだけなら此処を去るよ。 その未来に見える不確かと不安定 だとしても掴む為に叫ぶ(Cry more