いつかは守れると思ってた 約束が果たせないままの時 ガンバレって声も届かないだろう 自分を嫌いになりかけるだろう 敗れて破れてもかまわない さびかけた夢が輝き出せば 『愚かだ』って声をふきとばすほど 勇敢な姿にうつるだろう もしも今に 背を向けて下を向くのなら この先もずっとそうだろう さよなら 後ろ向きだった 小さな背中よ 荒波を越えてゆけ 誓いは星にぶら下げたまま 雨風にさらされたままじゃないか バカにされても白い心を 大事に捨てたりしないでよ 例えば転んだままずっと 起き上がらないことを 失敗と呼ぶんだぜ さよなら 弱くもろかった 小さな背中は進む事を決めた 巡り合った災難が せめぎ合ったライバルが 優しかった娘の涙が 強さと明日への架け橋に きっとこのままでいいと うつむいてしまえば これからもずっとそうだろう さよなら 後ろ向きだった 小さな背中は 荒波を越えてゆく