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禊祓の神産は宣い、禍祓の贖罪は誓う。feat.あらまり

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  • 2022.06.01
  • 8:08
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歌詞

此れは永劫の果てに紡がれた、 宣いと贖罪の結実――。 ――嬲り。 渇望と澱む宣言 裂けた瑕疵 喰らう禁忌の餞 無残な其の姿は 己が咎 腐蝕と眩む絶望 咲けた痂疲 どうか償いを 蓋然を奪う所業 魔が嗤う 悔みが己を苛む 背けた眼への 変わり果てた 其の身には蛆が集り 声は咽びさえ塞がり 蛇の姿をした 愛しい貴女を 纏わり憑いていた 逃げた先に希など無い、 焚け爛れ乍ら此の贖罪を決意する。 道化 罪人 衰亡 赫く艶やかに 激しく悶えた黒い視界 境界に隔たれたのは躯か…それとも 心か…抗い 壊れた世界の片隅で 貴女の消えそうな 聲さがしているのは 悲哀なのかと問ふ 偽りを捨て答えを 泣き疲れ 涙枯れてもう 気狂いの色 亡者を裂き 呪 染まってゆく 吐き気の中 爛れて逝く頃 答えを抱いた 道化 罪人 衰亡 赫く艶やかに 激しく悶えた黒い視界 崩壊に彩られたのは虚ろかそれとも 御霊か? 抗えないコトワリ 飲まれ 貴方の消えそうな 聲さがしているのは 愚かなのかと問ふ 偽りを捨て 答えを待つ 狂おしい程の焦がれも、 もう報われない。 けれど、 それが理なのだと認めたくはない、 決して。 過ちは取り戻せない。 しかし、 故にただ膝を抱え寂寞と 悲嘆に喘ぐことは決して、 決して赦されぬ。 だから悪鬼を喰らい我が身を 羅刹に変えてでも――。 絶望、そして死よ。 理想を追い求め流した血の結実は 神葬回想空色絶 黒い手に覆われ 幾度目の悲劇か悪夢か 現実に酔うは浅はか也と 死ト生ト、其ノ宿命ハ[テンセイ] ヘト――。 現世と他界の狭間、 二度目の黄泉比良坂を 夢に観る――。 「何故……何故拒んだのです。」 永久の悔悟の焚える御霊が 掻き毟るように 「貴方は私を捨てたのです、 どうして――?」 永久の悔悟の焚える御霊が 其の身が焦がれるように 境界に隔たれたのは躯か…それとも 心か… 赫灼たる感傷の光に伸ばした、 此の手に触れたならば――。 壊れた世界の片隅で 貴女の消えそうな 聲さがしているのは 悲哀なのかと問ふ 偽りを捨て答えを 泣き疲れ 涙枯れてもう 気狂いの色 亡者を裂き 呪 染まってゆく 吐き気の中 爛れて逝く頃 答えを抱いて 禍祓う――。 貴方 命の焔が 燃え尽きる程の 孤独に灼かれた 貴女の手を取り 誓った 言葉が赫に染まる もう二度と離さない。 不可逆な願いは叶わない、 其の望みは叶わない。 だがしかし、 そうであったとしても――。 彼方千の命を屠り、 此方千五百の命を産み続ける限り 此の宣いと彼の贖罪は 結ばれている――。

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