詳しくは知らないが君がいつも咥え ていた 黄緑か緑を背負った流れ書体のハイ ライト たまに思い出す誕生日には贈り合う 缶ビール 2つ前の元カレがあぁだこうだと愚 痴だらけを笑う 他にはないな タバコはよく分からないが 君の特別がいいやなんて 口が裂けても言えるはずないか 酔ったノリで言い出した君の謎の2 人旅行 季節外れと笑う僕におねだりして食 べたいそのアイスクリーム 歩き疲れて寝転んだ僅かな体力ゲー ジ 側から見た僕らの関係を想像したら センチモーション 他にはないな タバコはよく分からないが 君が特別ならいいやなんて 雰囲気まかせなら言えそうだ その場のムードに流されたと言えば 誰に言い訳する必要もないはず僕ら のピロートーク 君の首筋に見つけたホクロに触れて いる 本当はあの人と来たかったと吐き出 した君に触れている やけに用意周到すぎた気がしてはま ったパズルのピース 泣きじゃくった君の寝顔と2個の吸 い殻ハイライト 他には無いな タバコはよく分からないや 君の特別が良いやなんて 今日もやっぱり言えそうに無いや ねぇ僕を見て ただ目の前で 知らないフリして行かないで なら吸い殻もあの差し込む夕陽の君 を僕から消して行けよ 君を引き止められず背中を見送ろう 君を忘れるほど潔くは無いみたいだ