僕の痛みから染み出してきたような そんな浮遊感に縛られている 朝の冷たさにこの憂鬱を以て 無垢な心ごと吐き出していくの 縺れた思考 足りない鼓動 深い夜に沈む 持て余した 言葉だけが 僕を拒んでいる 無機な体温が指先に伝わって 凍る頭ごと溶かしていく 枯れた脳内の拗らせた愛情は 無垢な心ごと蝕んでいくの 醜い思想 悴む理想 傷付く目を眺め 崩れていた 澄んだ音が耳を壊す 僕の意識がいつか色を失う時まで あなたの景色がどうか彩りを 忘れぬように 汚れたプライドがいつか僕の首を 絞めぬように 美しい色だけ鮮明な 言葉に閉じていく あなたの世界に素敵な波が届いたら 少しだけ微笑んでいて まだ見ぬあなたへ