夜の涼しさに僕は息を吐きながら 思わず遠くの景色を眺めている どんどん滲んでいった 君のカーディガンは まるで水彩画みたいに 膨れている 言わないで 触らないで そんな言葉を平気で吐いてた 出来るだけ道に迷わないで 靴擦れしないような靴に 毎回出会って 心配はいらないよと あなたは口にする せめて抱きしめて それだけ 目が覚めたら急に寒くなって なんとか布団をたぐり寄せるように 夢中になった瞳は残酷にも 包み込まれている事を映さない 風邪をひいたり しないと 君は休んでくれやしないだろう 出来るだけ道に迷わないで 靴擦れしないような靴に 毎回出会って 心配はいらないよと あなたは口にする せめて抱きしめて それだけ 頼むから自分を大事にして 望まぬ明日があるなら たまには塞ぎ込んで 心配はいらないよと あなたは口にする せめて抱きしめて それだけ それだけ それだけ