通り雨が過ぎたら もういいって涙を拭いてくれた 虹色の空が見たいと思った 美味しい水をたくさんあげれば いつかは何かが咲くんだろうし カチカチになった心はきっと 柔らかくなってしまうだろう 誰よりも最後に ある日 芯もなくなって いつのまにか大きく膨らむ ため息さえ吸い込んで そのままどこかに飛んでいける そのときはそう 一人じゃないから 通り雨が過ぎたら もう一歩外へ出てみよう 本当は誰も 私を縛れない 昨日の話は昔の話 滲んでく空を追い風はさらっていく 身近なものほど確かめたくて 本当は何にも信じてなかった 安定させるようにとなりの人と 誰かの影が小さいねって 笑ってるんだろう ある日消えそうな虹を見て たった一度でわかった気がした ため息全部吐き出して そのままあなたに会いに行ける その時はそう 笑って抱きしめて 通り雨の真ん中 もし倒れそうに見えても 手を貸したりしちゃいけないよ 昨日の私は昔の私 虹色の空がこの空だと 覚えておくから ある日 芯もなくなって いつのまにか大きく膨らむ ため息さえ吸い込んで そのままどこかに飛んでいける そのときはそう 一人じゃないから 通り雨が過ぎたら もう一歩外へ出てみよう 本当は誰も 私を縛れない 昨日の話は昔の話 滲んでく空を追い風はさらっていく